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トレンドユニオン 2016-2017 AW シーズン

TREND UNION AUTUMN/ WINTER 2016-17シーズンセミナーに行ってきました。

今回のテーマは『Anti Fashion』
ファッションにアンチであるという衝撃的内容ですが、とても納得出来ました。

ファションの世界が、次第に単なる『洋服づくり』になってきているとエデルコート氏は言います。というのも、ファッションとは本来その人のライフスタイルや立ち位置、姿(シルエット)を決めるものであって、単にみてくれや、売れる物を作るだけの話ではないと。

何だか私たちの仕事である『建築』や『インテリア』にも通じる話です。『建築/インテリア』にドラマやストーリーがなくなると、単に『建物/空間』づくりになってしまいます。
これも世の中、特にビジネスの風潮でしょうか。デザイナーはアーティストとは異なり、施主(依頼主)があって初めて仕事が成立します。つまり自由に自分の作りたい物を自己表現するのは難しいのが現実です。ひと昔前であれば、若い時代は貧乏で苦労してでも、自己表現に生きる事がカッコよくもあり、やり甲斐そのものだったのですが、今はそれだと完全に浮いた存在になってしまいます。

トレンドユニオン社はそんな社会の風潮を見据え、若手の教育というものに目を向けて行こうと考えているようです。

さて、日本はこれから何処へ向かうのか?

人口オーナス期を迎え、職人やモノづくりの手が減り続けていく中、我々はどうやって新しいモノ作りを行って行けばいいのか?特に若手を取り巻く『無理や冒険をしない』、『ほどほど』がカッコよいという風潮。

でも決して悪いのは夢を持てなくなった若者たちではなく、こういった世の中を作ってきた我々大人なのでしょう。

かつて私たちがアメリカにいた時には、頑張れば頑張るほど『未来の門戸が開かれる』という実感を常に得られていました。それ故に勉強や仕事が楽しくて仕方がありませんでした。多少体が辛くったってそこで得る喜びや達成感の方が大きかったものです。というのも周りの大人たちが、自分が良いと感じるモノやヒトを周りの友人や知り合いに紹介するのがとても上手で、このボランティア精神のようなものにいつも後押しされ、こういった温かさにいつも驚かされていました。

日本もソーシャルネットワークの普及によって距離を超えた人との繋がりが増えたように感じますが、これからもう一歩日本が《心豊か》になるには『いいね』という賛同や共有のような『つながり』だけでなく、人や世の中へ貢献して行こう、この人たちを助けて行こうという精神なのかも知れません。『愛国心』というと日本では少し大袈裟な捉え方になってしまいますが、身内や近い仲間だけでなく、チームや団体、グループや企業といったものに対する《エンゲージメント》が大切なのではないかと改めて感じさせられたセミナーでもありました。

さて、写真はトレンドユニオンのエデルコート氏との写真です。以前一緒にオフィスの未来を考えるプロジェクトを依頼させて頂いてから早くも2年が経ちました。日本代表の家安さんとも良いお付き合いをさせて頂きありがとうございます。私たちはなんといっても家安さんの大ファンであります!!引き続きよろしくお願いします。

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